タイトルがとても物語を端的に表している作品。リア充でないという自覚のあるオタクっぽい男の子が、ひょんな事をきっかけに嫌々ながらもオタク文化を理解せざるを得なくなったリア充な女の子と知り合い交流していくラブストーリー。
他のレビュアーの方の感想にありますが、冷静に考えなくともその出会いやきっかけはいわゆるライトノベルらしい要素を感じる部分があるかもしれませんが、この作品の良さは"オタク"という最近では珍しくもない要素を交えつつも、真っ直ぐな恋愛、成長、優しさ、とテンプレとも言われる王道的な要素が散りばめられ、温かいピュアな感動がある所だと私は思います。愛すべき大好きな作品です。
ですのでラノベっぽいタイトルが"いかにも"で鼻についてしまう印象を持つ方もいるかもしれませんが、その実かなり純で王道的で秀逸なラブストーリーですので、そういうものにピンとくる方におすすめの作品です。結末まで読んだ私としては、良い物語に出会ったという感動からこの作品のタイトルにとても感慨深いものを感じます。

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おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (富士見ファンタジア文庫 む 1-1-1) 文庫 – 2011/7/20
高校からは隠れオタクになることを決めた俺だが、入学早々、学校一の美少女でギャルの恋ヶ崎桃にオタクだということがバレる! 戸惑う俺に彼女は驚愕の相談をしてきた。「あたしをオタクにしなさいよ!」と。
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2011/7/20
- ISBN-104829136642
- ISBN-13978-4829136645
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2011/7/20)
- 発売日 : 2011/7/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 268ページ
- ISBN-10 : 4829136642
- ISBN-13 : 978-4829136645
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何年か前、この第1巻が出版された時のことだと思うが、この作品がまとめサイトで取り上げられた。
「【悲報】このライトノベルの結末が酷すぎる」みたいなスレタイで。
主人公が陰キャぼっちのまま終わる、みたいな記事で、当時それを見た愚かな私は鵜呑みにして、
ずっとこの作品を敬遠していた。
しかし、最近、続巻が高評価なのをamazonで知って読んでみることにした。
結論から言うと、まとめサイトは本当にクソだ。
恣意的に抜き出した情報をキャッチーに並び替えて印象操作し、ヘイトを煽り広告収入を稼ごうという、
クズ オブ クズ。
当時、「ひどすぎる結末」として(無断で)掲載されていたページは、
第1巻の山場を前にした主人公の夢オチに過ぎなかった。
クソまとめサイトに踊らされて今まで敬遠しててごめんなさい!作者さん。
肝心の内容だが、
タイトルがすべてを語っていると言っても過言ではない。
他作品を引き合いに出して恐縮だが、
「俺ガイル」で例えると、八幡とあーしさんが協力し合う感じ。
リア充になるためにオタクであることを隠している(隠しているつもりの)陰キャが主人公で、
惚れているイケメンがオタクで、主人公もオタクだと知ったギャルが、
オタクだとばらされたくなければイケメンと仲良くなるのに協力しろと迫る、という物語。
ギャルは見た目も言動もギャルでビッチだと噂されているが実は男が超苦手で恋愛面では純情。
ギャルが惚れている爽やかイケメンはオタクだと隠していないがあまりにイケメンなので周りはオタクだと気付かず主人公とはオタク同士、意気投合する。
主人公には黒髪清楚系不愛想完璧超人美少女な好きな子がいて、
自分ではオタクだと隠しているつもりだがにじみ出るオタク臭を隠しきれない陰キャ主人公はギャルからリア充になるための指南を受ける。
今巻では、苦手なギャルと嫌々はじまった協力関係が友情・共闘関係に発展するまでが描かれている。
今後、主人公とギャル、それぞれの恋はみのるのか?
それともテンプレどおりにギャルと恋仲になるのか?
私的には今巻でギャルとの間に芽生えた友情が尊いので、友情エンドでもそれはそれで良いかな、と思う。
イケメンはちらっと暗い過去を匂わせることがあったが、今のとこ良い奴。
いい加減、イケメンをかませ扱いするのはウンザリなので最後まで良い奴であってほしい。
☆一つ減らしたのは、
絵師さんには悪いが、一般人がイメージする目がデカいいかにもなオタク絵で、
内容の良さと比べると画力が低くイメージを低下させているかなぁ、
もうちょい上手い絵描ける絵師のほうが作品に見合っているかなぁ、と思ったので。
アニメ化するならキャラデザ変えてほしい。
「【悲報】このライトノベルの結末が酷すぎる」みたいなスレタイで。
主人公が陰キャぼっちのまま終わる、みたいな記事で、当時それを見た愚かな私は鵜呑みにして、
ずっとこの作品を敬遠していた。
しかし、最近、続巻が高評価なのをamazonで知って読んでみることにした。
結論から言うと、まとめサイトは本当にクソだ。
恣意的に抜き出した情報をキャッチーに並び替えて印象操作し、ヘイトを煽り広告収入を稼ごうという、
クズ オブ クズ。
当時、「ひどすぎる結末」として(無断で)掲載されていたページは、
第1巻の山場を前にした主人公の夢オチに過ぎなかった。
クソまとめサイトに踊らされて今まで敬遠しててごめんなさい!作者さん。
肝心の内容だが、
タイトルがすべてを語っていると言っても過言ではない。
他作品を引き合いに出して恐縮だが、
「俺ガイル」で例えると、八幡とあーしさんが協力し合う感じ。
リア充になるためにオタクであることを隠している(隠しているつもりの)陰キャが主人公で、
惚れているイケメンがオタクで、主人公もオタクだと知ったギャルが、
オタクだとばらされたくなければイケメンと仲良くなるのに協力しろと迫る、という物語。
ギャルは見た目も言動もギャルでビッチだと噂されているが実は男が超苦手で恋愛面では純情。
ギャルが惚れている爽やかイケメンはオタクだと隠していないがあまりにイケメンなので周りはオタクだと気付かず主人公とはオタク同士、意気投合する。
主人公には黒髪清楚系不愛想完璧超人美少女な好きな子がいて、
自分ではオタクだと隠しているつもりだがにじみ出るオタク臭を隠しきれない陰キャ主人公はギャルからリア充になるための指南を受ける。
今巻では、苦手なギャルと嫌々はじまった協力関係が友情・共闘関係に発展するまでが描かれている。
今後、主人公とギャル、それぞれの恋はみのるのか?
それともテンプレどおりにギャルと恋仲になるのか?
私的には今巻でギャルとの間に芽生えた友情が尊いので、友情エンドでもそれはそれで良いかな、と思う。
イケメンはちらっと暗い過去を匂わせることがあったが、今のとこ良い奴。
いい加減、イケメンをかませ扱いするのはウンザリなので最後まで良い奴であってほしい。
☆一つ減らしたのは、
絵師さんには悪いが、一般人がイメージする目がデカいいかにもなオタク絵で、
内容の良さと比べると画力が低くイメージを低下させているかなぁ、
もうちょい上手い絵描ける絵師のほうが作品に見合っているかなぁ、と思ったので。
アニメ化するならキャラデザ変えてほしい。
2013年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういうラブコメは大好きです。面白かった。
ここのヒロインとヒーローは、とにかく自分たちで次々と行動を起こして、玉砕します。
そういった意味で、流行の会話系ラノベよりも登場人物に好感が持てました。
ラストの山場のシーンでは、ちょっとウルッとしてしまいました。
好きな男のためにオタクになろうとする美少女ギャル・桃がとにかく可愛いです。
あと一般人こわいです。わかります。
「とらドラ!に似てる」というレビューがありますが、
また「とらドラ」みたいなラブコメが読みたいな〜と思っていた私にはドンピシャな内容でした。
逆に「とらドラ!」を好きだった方にオススメできる作品だと思います。
ここのヒロインとヒーローは、とにかく自分たちで次々と行動を起こして、玉砕します。
そういった意味で、流行の会話系ラノベよりも登場人物に好感が持てました。
ラストの山場のシーンでは、ちょっとウルッとしてしまいました。
好きな男のためにオタクになろうとする美少女ギャル・桃がとにかく可愛いです。
あと一般人こわいです。わかります。
「とらドラ!に似てる」というレビューがありますが、
また「とらドラ」みたいなラブコメが読みたいな〜と思っていた私にはドンピシャな内容でした。
逆に「とらドラ!」を好きだった方にオススメできる作品だと思います。
2014年1月13日に日本でレビュー済み
この作品は、よくラノベでは見かけるたぐいのラブコメであり、正直に言えば普通の枠を出ません。ここまで人気が出た理由も疑問を抱くレベルです。
一人称という性質上、主人公の心の声まで全てが読者に伝わるので、主人公に感情移入をする、という行動が必須です。主人公の特徴は、どちらかというと根暗・オタク・フツ面自称・夢見がちな高校生、これらが全てです。……そう、全てなんですよ。ふつう、あまりにもふつうです。ふつう過ぎて、感情移入するのが驚くほど楽です。だって、考えてることも全てふつうなんですから。そして、だからこそ可愛らしい少女と仲良くなり、あまつさえ好かれる、という状況が酷く現実味のない異質なものに映ります。
絵を見て購入、もしくはシナリオをそこまで重視しない、萌えがあれば十分。これらの方々は満足できる作品です。
ですが、私のようにシナリオに偶然という言葉をあまり求めず、ラブコメなのにコメディが欠片も存在しない作品が苦手な方は拒絶反応が出るでしょう。
そして何より、私が気にかかったこの作品の問題点を最後に。
この作者は、主人公を最初からメインヒロイン(表紙の少女)とくっつける気が満々なところです。一巻でそんな気分になってしまう作品は、果たして今後読み進めるのに意味があるのか、果てしなく続巻を買うのをためらう作品になりそうです。
今後もヒロインが増えるようですが、「どうせメインとくっつくんだろ?だって作者くっつける気満々じゃん」となってしまい、他のヒロインが噛ませ犬にしか見えないのです。
恐らくその原因は、主人公とメインヒロインのやり取りが作品の三分の二を占めているからでしょう。ほぼずっと一緒に作戦会議をしたりしているので、作者がどれだけメインヒロインが好きなのか伝わってくるようです。
ある程度結末がわかってしまっても、楽しく読める。そんな方や、ラノベ初心者の方にはお勧めの作品です。
一人称という性質上、主人公の心の声まで全てが読者に伝わるので、主人公に感情移入をする、という行動が必須です。主人公の特徴は、どちらかというと根暗・オタク・フツ面自称・夢見がちな高校生、これらが全てです。……そう、全てなんですよ。ふつう、あまりにもふつうです。ふつう過ぎて、感情移入するのが驚くほど楽です。だって、考えてることも全てふつうなんですから。そして、だからこそ可愛らしい少女と仲良くなり、あまつさえ好かれる、という状況が酷く現実味のない異質なものに映ります。
絵を見て購入、もしくはシナリオをそこまで重視しない、萌えがあれば十分。これらの方々は満足できる作品です。
ですが、私のようにシナリオに偶然という言葉をあまり求めず、ラブコメなのにコメディが欠片も存在しない作品が苦手な方は拒絶反応が出るでしょう。
そして何より、私が気にかかったこの作品の問題点を最後に。
この作者は、主人公を最初からメインヒロイン(表紙の少女)とくっつける気が満々なところです。一巻でそんな気分になってしまう作品は、果たして今後読み進めるのに意味があるのか、果てしなく続巻を買うのをためらう作品になりそうです。
今後もヒロインが増えるようですが、「どうせメインとくっつくんだろ?だって作者くっつける気満々じゃん」となってしまい、他のヒロインが噛ませ犬にしか見えないのです。
恐らくその原因は、主人公とメインヒロインのやり取りが作品の三分の二を占めているからでしょう。ほぼずっと一緒に作戦会議をしたりしているので、作者がどれだけメインヒロインが好きなのか伝わってくるようです。
ある程度結末がわかってしまっても、楽しく読める。そんな方や、ラノベ初心者の方にはお勧めの作品です。
2013年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分と似た感じの主人公でメッチャ近親感?がかんじました!!
めっちゃおもしろかったです!
めっちゃおもしろかったです!
2016年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルで分かっていた展開だったわ。
個人的にはストーリーが面白かった
個人的にはストーリーが面白かった
2021年9月26日に日本でレビュー済み
本作は、タイトルのとおり、冴えないオタクとイケイケギャルが、互いに無いものを手にする物語です。最初見た時に、表紙のイラストに抵抗がありましたが、内容はかなり面白かったです。一言で言えば、強引なヒロインの雰囲気がとらドラに似ています。
とは言ったものの、そんなに展開はありません。では、何が面白いかというと、作中の文章です。これといった難しい表現も、手の加わった文体ではありませんが、どこか共感を感じるのと的確なツッコミ、ちょっとした会話の内容など、最適に練られている印象でした。後半になるにつれ、序盤の体のいい文章は鳴りを潜めますが、最後の結論に至るまでの過程として良く描かれていました。意外と、この主人公の行動が読めませんでした。いきなりおにい系ファッショを選んだり、髪を染めたりと、見ていて恥ずかしくも、高校時代に感じた過ちを体現していました。見ているこちらが恥ずかしくなりつつも、こういう経験もあったかと過去を顧みてしまいました。
主人公の奇行から物語が転換してきますが、シリアスにはならずに、至って安心して見れました。
続編を期待しています。
とは言ったものの、そんなに展開はありません。では、何が面白いかというと、作中の文章です。これといった難しい表現も、手の加わった文体ではありませんが、どこか共感を感じるのと的確なツッコミ、ちょっとした会話の内容など、最適に練られている印象でした。後半になるにつれ、序盤の体のいい文章は鳴りを潜めますが、最後の結論に至るまでの過程として良く描かれていました。意外と、この主人公の行動が読めませんでした。いきなりおにい系ファッショを選んだり、髪を染めたりと、見ていて恥ずかしくも、高校時代に感じた過ちを体現していました。見ているこちらが恥ずかしくなりつつも、こういう経験もあったかと過去を顧みてしまいました。
主人公の奇行から物語が転換してきますが、シリアスにはならずに、至って安心して見れました。
続編を期待しています。
2012年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「とらドラ!」と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と似てると言われてましたが十分楽しむことのできる作品でした。「とらドラ!」は4巻で「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は2巻で読むのをやめました。自分に合わなかったのか面白くなかったので。(ファンの方、申し訳御座いません。)ですが混ぜ合わせたような作品と言われているこの作品ですが内容もスラスラ頭に入ってきて笑えるところも多く非常に面白かったです。2巻、3巻も楽しみに読むことができそうです!納得の★5です!